名車 Z1から Z1000R､GPZ1100Fへと進化を続けてきたカワサキ空冷4気筒シリーズは、1992年に水冷ボイジャーのエンジンを空冷化したZEPHYR1100として生まれ変わった。

大きくて重い車体とエンジンは「牛」と揶揄されるほど鈍重であったが、BITO R&Dでは、その秘めたるポテンシャルの高さを見抜き、

18インチ超軽量 MAGTAN ホイール, JB-KYB41mmフロントフォークアルミ削り出し フォークブリッジセット, JB-ラジアル6ポットキャリパー+320mm鋳鉄フローティングディスク、 JB-KYBリアショック等に換え、低すぎた重心を上げるとともに大幅な軽量化と車体剛性のバランスを見直すことで、驚くほど軽快でニュートラルなハンドリングを実現した。

また、この車体に見合ったエンジン性能を得るべく、JB-POWER φ76 アルミ鍛造ピストンによるボアアップとJBスペシャルポート研磨や、 チタン手曲げマフラー 、37mm FCRキャブレターを採用、低回転から中高回転まで、トルクフルで、どの回転数からでも扱いやすい強力なパワーが得られるようになった。