JB Power - Special Racing Parts - BITO R&D

夢を現実に

ビジョン

何が本当に人々にとって重要な事なのか、必要な事なのか、幸せをもたらす事なのかと問い続けてきました。たぐい稀な精度、強度、軽さ、耐久性、デザイン、仕上げ、質感、全ての面で際立って性能が優れたもの、完成度が高いものは、誰もが一度は欲しいと願うものです。そして、それを手に入れた人々に本当の満足と大きな感動が与えられる、そんな バイクパーツ が創りたいと思い夢見てBITO R&Dを創業しました。また、それが私に出来る最良の社会への貢献であろうとも考えました。

JB-Power Motorcycle Parts For Sale

ヨシムラR&D of AMERICAからホンダR&Dへと渡り歩いてきましたが実は幼少の頃からずっとR&Dつまり、RESEARCH(調査、研究)とDEVELOPMENT(開発)を実践して今日まで来たように思います。とにかく人から押し付けられるのが嫌いで、何でも自分で考えて結論を出さないと納得がいかない人間でした。自ら考え、行動し、結果を見て判断する。理論も大事ですが、実践はもっと大切であると考えるからです。 普通の人の何倍も何十倍もの失敗を重ね、その中からわずかな成功を拾い、これを一つずつ積み重ねて発展させてゆく。

その実践を通して学んだ知恵で築き上げてきた人生であり、 製品そして 会社です。目標は「世界最高品質」。それを達成するために自らの実体験を通して得た価値観と知恵と判断によって決めた究極の基準、それが「JB-SPEC」です。 そして、このJBスペックに基づいて生産するすべてのJB-POWER製品は、その精神と思想を反映しております。

インタビュー

兵庫県豊岡市から世界へ挑戦し続ける企業『株式会社ビトーアールアンドディー』。
代表取締役 美藤 定はかつてヨシムラR&D、アメリカホンダの レーシングメカニックとして、世界を舞台に活躍し 、チームの勝利に貢献した。その後株式会社 BITO R&Dを設立し、今では様々なレースシーンで活躍するマグネシウム鍛造ホイール『MAGTANホイール』を開発し、世界初の市販化を成功させた。また、培った技術や経験をもとに、様々な バイクパーツ, スペシャルチューンドエンジンを始めとし、 コンプリートマシン の研究・開発も行っている。 そんな美藤 定の原点や想いなどをインタビュー形式で皆様に発信していきます。

Q:初めてバイクに魅力を感じたのはいつですか?
A:中学2年生の頃、親戚が乗ってきたスーパーカブに乗った時です。

Q:この仕事に携わろうと思われたきっかけは何ですか?
A:1977年、アメリカ放浪の旅の中、吉村秀雄氏に出会い、ヨシムラR&Dでアルバイトをさせてもらっていました。
しかし突然の火事で、人手が足らなくなり、チームを作ってデイトナのレースに参戦してくれと頼まれました。
初めての経験でしたが、それが3位に入賞したことがきっかけだと思います。その時、私にも世界一にチャレンジ出来る可能性が見えました。

Q:それから開業されるまでのいきさつを教えて下さい。
A:1979年に一時帰国してスズキ自動車の要請でボルドー24時間耐久レースに参加しました。
その後もスズキ自動車で1980年用のマシン開発を浜松で取り組んでいました。1980年にはイギリスにスズキGBという会社に行ってくれと言われました。しかし、同じ時期にホンダがレースを始めたいと誘われ、悩んだ結果ホンダに参加しました。3年ホンダに在籍しその後、豊岡に帰ってきた次の年、31才の時に開業しました。

Q:創業当時の様子を教えて下さい。
A:BITO R&D創業当時は大変でした。今までは基本的にサラリーマンでしたので、自分で商売をするということは初めてで、経験もなく感覚も全く分かりませんでした。
アメリカやヨーロッパではレースの仕事をしていましたが、豊岡ではそんなお客さまは無く、大手メーカーとのつながりもありませんでした。

Q:独立されてから特に印象深い仕事はありますか?
A:ある程度資本金があってスタートしたら良かったのですが、資本金無しでスタートしたものですから、やりたいような仕事にはなかなか巡り会えませんでした。
現在では、仕事も順調に増え、世界最高峰のレース用ホイール MAGTANホイール も作っています。
世界中にお客さまも出来て、強いて言えば、印象深い仕事は今現在の仕事です。

Q:企業風土を教えて下さい。
A:本物、世界最高品質というのが我々の仕事であり、それが私たちの会社の標準です。
世界で最高のものを我々は作って供給しているという事で、お客さまに貢献したい。ですから安くて悪いものにはあまり興味がありません。常に目標は最高品質の製品であり、サービスであるということを目指しています。

Q:従業員に望まれることはありますか?
A:世界最高品質の 製品 、サービスを供給するという志を持って果敢にチャレンジして欲しいと思っています。

Q:これからの会社のビジョンについて教えて下さい。
A:変わらず継続していくことが一番大切だと思っています。常により良い物を探し求めて行きます。

Q:バイクの楽しみを一言でいえばなんでしょうか?
A:一言では言えません。いろんな楽しみがたくさんあります。
バイクは道具としても面白い道具です。モータースポーツとしても楽しめますし、色んな楽しみ方があります。それぞれのユーザーが自分で探し、見つけてもらえればいいと思います。
レーサーはレースをすることが楽しいわけで、ツーリングで旅がしたい人は道具を越えた相棒として接する。感覚的には馬ですよね。そういうものとして楽しんでもらえたらと思います。
また機械が好きな人もいらっしゃいます。色んなものを組み立てて動かしたり機能させたりすることが面白いとか、分解、組立や改造が好きな人もいらっしゃいます。
それぞれに楽しみ方は多様で、ひとつだけではなく「あれもこれも」という方もいらっしゃいます。

Classic Motorcycle Parts

Q:バイク人生をふりかえっていかがですか?
A:最高の人生ですね。いつも私のそばにはバイクがあり、苦楽を共にしてきました。
ソロも良し、タンデムも良し、たくさんの道を走り多くの景色を見ました。出会った人々と語り、喜び、おいしい料理やお酒もいただいた。
バイクと共に歩んだ、充実した時間と人生です。

Q:世の中にはバイクは危ないという声もありますが安全についての考え方を教えて下さい。
A:バイクはとても安全だと思います。
危ないという事を言えば、リスクの無いもの、危険の無いものは、世の中にそんなに無いです。料理でも下手をすれば中毒で死ぬこともあります、そんな風に考えればどんな事でも多少は危ないわけです。オートバイをそんな風に見れば何も特別危ないものではありません。非常に安全で面白く有意義なものだと思います。しかしその為には技術や知識、判断力は当然要求されます。アクセルを回せばスピードが出ますから、当然コントロールする資質、能力が要求されるわけです。それは他ものでも言えることだと思います。だから特にオートバイが危ないといったことはないと思います。 ただ、事故を起こしたときは、車の様に鉄の箱で覆われているわけではないので、ケガをする確率は当然高いです。ですからそれだけ用心しなければならないというか、そうならないように準備をするわけです。たとえば山にでも川にでも水はあるわけですが、何を飲んでも平気なわけではなくて、やはり健康でいようと思ったら安全できれいな水を見分けての飲まなければなりません。そういった能力というのは当然問われます。生き延びるためにはそういう事を判断できる能力がなければ生きていけないのです。オートバイに乗ると言うことは、注意を必要とする思考能力とかそういうものが必要とされます。それは人間にとってとても大切な事だと思います。

Q:いまバイクに乗って行きたいところはありますか?
A:どこでも行きたいです。時間があれば、どこでも、バイクはとてもいい乗り物ですよ。

Q:今一番大切に思われていることはなんですか?
A:課題として還暦を超えましたので、そろそろリタイアの時期が迫っています。あと何十年も寿命があるわけではありません。頭も体もまだぼけるまでにもう少し時間がありますから、後を継ぐ人を残していかないといけない。教育をしていかなければいけないと感じています。

Q:これから何がしたいですか?
A:これからまだやることはあります。社員教育は当然ですが、プロジェクトとしては山を削って1万坪の工場庭園を造ることです。 今までに無い、田舎に公園のような工場のモデルをつくりたい。皆さんが持っている薄汚れた工場のイメージではなく、人間が人間らしく気持ちよく働けるそういった工場をつくりたい。従業員がそういう環境で働ける場所をつくりたいと思っています。

Motorcycle Frame Parts And Accessories

Q:これからの時代、人の暮らし方はどう変わっていくと思われますか?
A:暮らし方は変わらないと思います。
それぞれの人がそれぞれの能力とか、自分に合った物を選んで、一生懸命働けるような社会だといいですね。時代や環境によってはままならない事もありますが、日本は今後さらに熟成した社会になっていくわけですから、わりと実現しやすい環境になっていくと思います。自分の仕事を一生懸命磨くことで社会、世界に貢献できるような人々を我々は後に残していかなければならないと思います。

エピローグ

幼い頃から一風変わった子供として育った私は、異端児というだけで無く、世間から見れば悪ガキであり、劣等生であり、道楽息子でした。これと言って秀でた能力のなかった私は、周囲の人や社会から黙殺され、落ちこぼれていきそうな時もありました。 何をしてもうまく行かず、失敗ばかり重ねる私でしたが、そんな私を信じ、黙って自由にさせ、見守り続けてくれたのは、私の両親でした。

アメリカ縦断の旅の中で出会い、私とバイクレースを結びつけたのは吉村秀雄氏であり、その息子の不二雄氏です。 私をホンダへ招聘してくれたのは、アメリカ人のロン・ピアスとスティーブ・マクラフリン、説得してくれたのは伊藤将文氏でした。ホンダR&Dの秋鹿道彦氏にもお世話になりました。 エンジニアリングの基礎から応用まで教えてくれたのは、ドイツ人技師ユドー・ギートル氏でした。 BITO R&Dを設立し、独立した後も数々の困難がありました。何せ無一文で商売の経験も全てない状況で始めたのですから、それは大変でした。

貧困と先の見えない不安の中で私を支えてくれたのは、妻であり、社員たちであり、友人たちでした。 英国コスワースエンジニアリング社のジェフ・ロパー氏、アンドリュー・バージェス氏、APレーシング社のレイモンド・ベイリー氏、イタリアテクノマグネシオ社のザンベリ博士、川崎重工業株式会社、スズキ株式会社のエンジニアの方々、株式会社ケーヒン、カヤバ株式会社、F.C.C.等の日本パーツメーカーの方々、その他にも雑誌各社の編集長を始め、テストライダーやカメラマン、編集部の方々など、思い起こせば本当に何人の人々に助けられ、導かれたのか数え切れません。こうして今まで出会った多くの方々のお力があって、現在の私があり、会社があるという事をいつも感謝しています。

そして、最も大きな助けとなり支えとなったのは、BITO R&Dの製品を買い求め、使い、楽しみ、役立てていただいたお客様でした。それはこれから先も変わる事の無い普遍の真実です。私は、「ベネフィットはそれを支払うお客様に最大限あるべき」と考えています。私たちの製品をお買い求めいただいたお客様が、“その代価以上の大きな喜びや幸せを手に入れていただく事によって、より豊かな人生を手に入れていただける事”。それが我々の望みであり、BITO R&Dの使命であると考えます。

株式会社ビトーアールアンドディー
代表取締役 美藤 定

Lightweight Race Motorcycle

エピローグ

Lightweight Race Motorcycle

幼い頃から一風変わった子供として育った私は、異端児というだけで無く、世間から見れば悪ガキであり、劣等生であり、道楽息子でした。これと言って秀でた能力のなかった私は、周囲の人や社会から黙殺され、落ちこぼれていきそうな時もありました。 何をしてもうまく行かず、失敗ばかり重ねる私でしたが、そんな私を信じ、黙って自由にさせ、見守り続けてくれたのは、私の両親でした。
On a road trip through the United States, I meet Mr. Hideoshi (Pops) Yoshimura and his son Fujio who introduced me to the world of motorcycle racing. Later on, the Americans Ron Pierce and Steve McLaughlin invited and Masafumi Ito finally persuaded me to work for Honda.

I am most grateful to Mr. Michihiko Akishika of Honda R&D as well as to the German engineer Udo Gietl who taught us everything about engineering from the basics to advanced practical applications. After becoming independent and founding BITO R&D, there were countless hurdles to overcome as I started with almost no business experience. During those times of poverty and anxiety about the future, I was greatly supported by my wife, employees, and friends. Just to start with Jeff Roper, Andrew Burgess of Cosworth Engineering UK, Raymond Bailey of AP Racing, Dr. Zambelli of Techno Magnesio Italy, the engineers of the Suzuki and Kawasaki Heavy Industries over various Japanese parts manufacturers like Keihin, Kayaba and F.C.C. to the chief-editors, test riders, photographers, and editorial staff of magazines I can’t count how many wonderful people I met that generously helped and guided me on my way. I am infinitely grateful to these people as without them BITO R&D might have never succeeded.

However, the greatest help came from the countless customers who bought, used, and enjoyed my company’s products, a universal truth that will never change. I believe that the customers who purchase our products should gain the utmost benefit and “have enriched lives by the joy and happiness that should always outweigh the price paid”.
This is BITO R&D’s mission in which we firmly believe!

BITO R&D Co., Ltd.
代表取締役 美藤 定はかつてヨシムラR&D、アメリカホンダの